ついに晴れた冬の伊吹山を堪能する

日帰り登山

ようやく冬の晴れた日に伊吹山に登ることができました!

これまで冬の伊吹山には昨年(2022年)に1回、今年2回登ってきたのですが、いずれも山頂で晴れたことがありませんでした。

冬の伊吹山は独立峰であること、地形の関係上日本海からの風の影響を強く受けることなどから、関西の山でありながら積雪量がかなり多いです。大正時代には積雪量世界一になったこともあるんだとか。

日本海の風の影響を受けるということで冬になるとなかなか晴れません。しかし、今回は「朝は雲がかかっているが、昼から夕方にかけて雲が取れていく」という予報になっていました。これは晴れるのではないか…?

当日、朝は予報通りどんより空。登山口に来る途中は雨も降っていました。昼から晴れる予報ですが、こんなに雲が分厚くて果たして晴れるのか…?

まずは樹林帯を歩いて1合目へ向かいます。その時の雪の量によってここの雪の具合が結構違うのですが、この日はほぼ雪がなく地面はぬかるんでいました。

2合目に向かう途中から道にも少しずつ雪が出てきました。それと同時に青空も少しずつ見え始めました。お、予報通りじゃん…。

登るにつれてどんどん晴れていく!青空が見えるとやはりテンションが上がりますね。

この辺りは晴れているのですが、山頂方向はまだまだガスがかかっており、晴れていく気配がありません。後ろを振り返っても分厚い雲がたくさんあり、「予報外れたかな…」と内心不安に思いながら進んでいきます。

6合目。そろそろピッケルに持ち替えようと目の前の避難小屋に向かっていると、突然山頂が少し見えるようになりました。お、これは!?

晴れたーーー!!!初めて冬の伊吹山をこの距離で見ることができました。予報が見事に当たった瞬間です。

さあ、ここからはただただ楽しいばかりです。しかし、6合目以降は斜度がかなりキツくなるのでくれぐれも滑落には注意しながらゆっくり登っていきます。

見事な晴れ渡り方です。朝曇ってた影響で雲がこれまたいい演出をしています。

7〜8合目あたりで下山中の方が足を滑らせ、そのまま数十メートル下へ滑落していく人に遭遇しました。滑落していった先にいた人にぶつかっており、幸い怪我はなかったようですがかなり危ない場面でした。登山の怖い場面を目撃したなと思いつつ、改めて気を引き締めて再び登っていきます。

登っていくにつれて霧氷が見られるようになってきました。昨日雪が降ったのに加え、今日の午前中曇っていたことでこの時間になっても霧氷が溶けずにいたようです。

思わずルートから逸れて霧氷を撮りに行きます。

長い急登を登り終えると、いよいよ山頂は目の前です。写真を撮りながら山頂へと向かいます。

山頂到着ーーー!!こんなに気持ちのいい山頂は初めてです。

この日は風も弱く気温も高かったため、山頂でお昼ご飯を食べ、しばしゆっくりすることに。

昼食を食べたベンチのすぐそばにドラえもんが5人並んでいたり

前から撮りたかった写真を撮ったり

夏場はドライブウェイの駐車場になっているところを見てみたりしました。

以前、夏に同じ場所から写真を撮ったこともあります。同じ場所でも季節が変わると随分と雰囲気が変わるものですね。

山頂の景色を堪能したら残るは下山のみ。急坂の下山となるので慎重に下りました。

何度も冬の伊吹山に登り、ようやく晴れた日に登ることができました。6合目以降の急登、晴れた時に登るとホントに楽しかったです!伊吹山はトレーニングするのにちょうどいいので、条件が合った時にまた登りたいですね。

【登山日】
2023年2月5日

【山行】
10:00 伊吹登山口
12:00 六合目避難小屋
13:15 山頂
13:55 下山開始
15:20 六合目避難小屋
17:05 伊吹登山口
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