新雪の木曽駒ヶ岳を先頭ラッセルで挑む

1月下旬、日帰りで厳冬期の木曽駒ヶ岳に挑んできました。
今回は降雪直後、一番乗りで山頂を目指したので千畳敷カールの直登をラッセルしながら進んでいくことになりました。なかなかにハード山行となりましたね。

新雪の木曽駒へ!しかし…

いつも通り夜中に出発し、3時前に菅の台バスセンターの駐車場に到着しました。到着した時に停まっていた車は1台のみ。余裕で停められますね。

それにしてもかなり雪が深い。この週の真ん中に10年に1度の強烈な寒波が寒波が来たこともあり、相当雪が積もった様子。駐車場でこの雪だと上はどれほど積もっているんだ…?

そんなことを思いながらも、バスが動くまではかなり時間があったのでゆっくり仮眠を取ることに。
朝方の気温は-8℃。仮眠中下半身が冷えてたまりませんでした。ダウンパンツや毛布を持ってこなかった自分を恨む。。。

あまりの寒さに6時前から車の暖房をつけて日が昇る7時過ぎまでもうひと仮眠をしました。日が昇ると非常に美しい雪景色がそこには広がっていました。

この日の始発バスが8時15分から。それに向けて準備をしようと朝ごはんを食べながらのんびりしていると、始発時間のバスが運行しないことが決まったようでした。

というのも、雪が深すぎて除雪作業を行なっているとのこと。今回の登山日の前日まで木曽駒ヶ岳のロープウェイがメンテナンスで動いておらず、そのことも相まって除雪がおいつかなかったものと思われます。この次のバスの時間が9時15分だったのですが、それも動くかどうか分からないと管理人さんに言われました。

暇だったので辺りをぶらぶらすることに。

バス停に並んでいるザックを撮ったり、駐車場を除雪してくれている除雪車を撮ったり。

結局9時台のバスも運休が決まり、バスに乗ることができたのは10時15分でした。バスとロープウェイの時間を考えると登り始められるのは11時を過ぎてから。決して時間に余裕のある山行とはならなさそうですが、行けるところまで頑張ってみましょう。

バスとロープウェイで一気に駆け上がる!

バスの移動中からもう大量の雪です。これだけ雪が積もってて尚且つ晴れている景色が見られるのは滅多にないことでしょう。今年あと何回見られることやら…。

日本一高い駅、千畳敷駅に到着したのは11時過ぎ。さっきまでとても天気が良かったのですが、到着する頃にはすっかり雲に覆われてしまっていました。それでも、山容はかろうじて見えています。

一瞬晴れ間が見えました!新雪で真っ白な山肌+青空の組み合わせは最高ですね。これから曇っていく予報だったので今のうちだと撮影タイム。

さっき曇っていたところも晴れている!

先頭ラッセルで頂上へ

さて、撮影タイムが終わったところでいよいよ登り始めます。よく見ると人が通った跡があるのですが、実際に登ると足がズボズボはまるので実際はちゃんとラッセルすることになります。2人で先頭ラッセルの始まりです。

実際僕はほとんど先頭を歩くことはなかったのですが…(体力不足すぎた)

途中後ろからおじさんが来たのですが、この方がとにかく最強でした。僕らが休憩している間にもズンズン進んでいきます。あ、あれには敵わねぇ…、一体何者なんだ。

途中振り返ると後ろからどんどん登ってくる

結局後半はおじさんがずっと先頭でラッセルをしてくださり、登り始めて約45分で乗越浄土まで辿り着きました。後ろから登ってきた人たちに「助かった!」「追いつけなかった」などといろんな言葉をかけてくれました。僕はほとんど貢献できなかったのですが…笑

乗越浄土から程なく進むと中岳の看板。ここから木曽駒ヶ岳の山頂までは10分ほどです。
ただ、ここにたどり着いた時にはすでに辺りはガスに包まれており、どっちに進めばいいのか全く分からない状態。初めて木曽駒ヶ岳に来たものだから余計に分からないでした。

加えて-20℃を大きく下回る気温となっていて、過去一の寒さを経験することとなりました。この時はマジで寒かった…。

結局山頂に着いても辺りはガスに包まれており、何も見えませんでした。寒すぎて写真を撮る余裕もなく…。山頂で温度計を見ると-27℃を記録しており、ここまでくると寒いを通り越して痛いですね。

下山中に一瞬宝剣岳が見えたので急いでカメラを構えたのですが残念ながらタイミングを逃してしまい見えず…。少し待ってみたのですが、手が痛くなってきてしまい早々に断念しました。

登山開始から3時間弱、無事に千畳敷駅まで戻ってくることができました。下山はもふもふの雪を真っ直ぐ降りていくだけだったのでめちゃくちゃ楽しかったです。途中トレースを歩いてみたのですが、歩きやすさにびっくり。このトレースを登れたらどれだけ楽なことか。。。

まとめ

今回行った木曽駒ヶ岳、登山時間こそ3時間もないくらいでしたが、ラッセルしながら急登を登ったりありえないくらい気温が低かったりと非常に内容の濃い山行となりました。自身の体力不足を痛感する登山にもなりましたね…。

久々の本格的な雪山登山、とても楽しかったです。やっぱり登山はいいですね。
もっとレベルアップできるように日々鍛錬していこうと思いました。

【登山日】
2023年1月28日

【山行】
11:30  千畳敷駅
12:30  宝剣山荘
12:45  頂上山荘
12:50  木曽駒ヶ岳山頂
13:40  宝剣山荘
14:20  千畳敷駅
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